最近大阪府内でも、産婦人科でとても熱心にされている医師が増えてきており、評判のいい産婦人科に人が集中する傾向にあるかと思います。

例えば、“産み分けを指導してくれる”、“不妊治療を積極的に行ってくれる”という病院はとても人気があります。
また、助産院も有名なところはいくつかあるのです。

大阪には有名な助産院がたくさんありますので、インターネットで近くにある助産院を検索してみるのもいいと思います。

開業について書いたこともありました。
助産院を開業する人というのは、理想をもったとても責任感の強い人です。
そのため、理想のお産をしたいという方にはおすすめですが、指導が厳しいという一面もありますので、覚悟が必要です。
助産院は医師がいません。
体重が増えすぎてしまった女性に対しては、お産に危険が伴ってきます。
ある一定の基準をこえるとお産を断られてしまったりもします。
体重管理も助産師・看護師の仕事の一つですので、栄養面を考慮した食事指導もあわせて助産院で行っている場合がほとんどです。

母乳が以来の存在

また、助産院の特徴として、産後のケアも行っているところがたくさんありますね。
大阪にある助産院なんかはほとんどが母乳外来を設けています。

最近は、母乳育児がはやっているでしょう。
はやっているというのは、必ずしも、昔は母乳が全てではなかったからです。
ミルクにはミルクにしかない栄養分もあります。
例えば鉄分なんかはどうしても不足がちになるので、ミルクから摂取させたほうが効率がいいという考え方もあります。

でも、母乳がいいという一番の理由は母親の母性を育てることにあるのです。
近年、幼児に対しての虐待が後をたちません。
こうした悲しい結末を迎えないためにも、母乳で赤ちゃんと十分スキンシップをとることが大切なのです。

もちろん、母乳を与えることによってお母さんの免疫力を赤ちゃんにあげることができます。
特に初乳なんかはとても大事ですので、産婦人科でも搾乳きちんとできるようにとても気をつけています。

母乳はマッサージなどを施すことによって、適切に出すことが出来ることもあります。
出ないからといって諦めてしまうと、もうその時点ですべてが終わってしまうのです。

なので、必ず出ることを信じて少しでも赤ちゃんに母乳をあげていると、徐々にでるようになるのです。
助産院では、そのお手伝いをするのです。

お産グッズも豊富

また、助産院では色々なお産に関わるものを買うことができますので、その点でもおすすめです。

私の勤めている産婦人科なんかは何も売っていませんから、適当に自分達で必要なものをそろえる必要があります。

唯一あるのが、入院中のパッドや防水シーツ、歯ブラシくらいでしょうか。
病院によっては入院するときに、全てサービスでつけてくれるところもたくさんあるようです。
気になる方は、事前に病院に確認してみてはいかがでしょうか。

自分の理想とする看護観を実現できるというのは、本当にすばらしいことでしょう。
私も、そんな助産師さん、看護師さんは憧れの存在です。