マタニティーアートとは
マタニティーアートとは、出産間近のお腹に自由にお絵かきをするというボディペイントの1つです。
ボディペイントはスポーツ観戦やコンサートやライブなどへの参加をするときにはすっかりおなじみになったアートですが、妊婦さんの大きくなったお腹に描くという発想はこれまでありそうでないものでした。
マタニティアートが注目をされはじめたのは、それまでは妊娠中のお母さんというのは大きく膨らんだお腹という平常時のスタイルからは異なる様子になることから、なんとなく恥ずかしく思えてしまったり、家族以外には見せないように隠すことが当たり前のように思われてきたイメージを逆転させたということからです。
むしろアートの1つとして堂々と見せていくことにより、妊娠中の時期を積極的に楽しみ写真などにして残しておくことであとから見直せる大きな記念にしていくことができます。
登場してから爆発的な人気となったこともあり、現在ではマタニティアートのためのセミナーや専門のアーティストなども登場してきていたりします。
マタニティーアートの方法
マタニティーアートでは、ボディペイント用の水性絵の具を主に使用することになっています。
自分で描かれる強者妊婦さんもいますが、ほとんどの場合がアーティストさんなどにお願いして描いてもらうようにしています。
ペイントにかかる時間はお腹全体に描く場合ならだいたい1時間くらいが目安となっており、身体に負担がかからないように楽な姿勢をとりながら描いてもらいます。
デザインとして人気が高いのは、お腹にいる赤ちゃんの姿をイメージした子供の絵や、元気な赤ちゃんを運んできてくれるコウノトリ、他にもお花や虹などといったポジティブなイメージのあるものです。
芸能人やモデルさんの中にもこのマタニティアートを自ら行って写真にして一般公開する人も出てきており、そうしたときに見られる絵柄もかなり参考にされます。
ペイント以外にもこんなマタニティーアートが
ボディペイントだけでなく、膨らんだお腹をそのままアートとして生かしていく芸術方法もたくさん登場してきています。
その中の1つが「マタニティフォト」という妊娠をテーマにした写真集の作成です。
こちらも芸能人などで妊娠中の姿をあえて写真集にするという人もいますが、妊娠中のスタイルは出産を直前に控えたごく短い時期にしか見られることがありません。
そんな貴重な時期だからこそ、できるだけたくさん写真を撮っておくということもあとから見直せるよい記念になります。
フォトスタジオの中には、マタニティアートとしてのボディペイントやマタニティフォトといったサービスとセットで写真集作成をしてくれるところもあります。
生まれてくる赤ちゃんにあとから素敵な写真を残してくれたと思われるような、そんなマタニティアートを作っていきたいものですね。