認定看護師

看護師の資格の1つとして「認定看護師制度」というものがあります。
看護師にとってはよく知られているものですが、そうでない人にとってはあまり聞いたことがないものなのではないでしょうか?
では、具体的にこの制度について紹介していきます。

認定看護師というのは、決まった看護分野において特に高い技術と知識を持っていて、かつそれを看護実践として実行するとこが出来る看護師を認定するものです。
認定看護師は3つの役割をもつことになり、仕事としてのキャリアアップに直接結びつきます。

まず1つ目は、個人や家族などに対して、高い看護師技術での看護を実践すること。
2つ目は看護実践を通して、後続の看護師を育成すること。
そして3つ目は他の看護師に対してコンサルティングを行うことです。
自分のことだけではなく、他の看護師を伸ばしていく、ということが1つの役割とされているわけです。

2010年の段階において、この認定看護の分野というのは21個存在しています。
すべてを紹介するのにはスペースが足りませんので、その中の一部について紹介します。

まず1つ目は救急看護分野です。
英語ではEmergency Nursingとなります。
救急医療現場においての救命技術を有していることや、災害などの際にケアを行うことができる、などのことが認定の項目となっています。

2つ目は、集中ケアです。
英語ではIntensiveCareとなります。
まさに今生死の堺をさまよっているような重篤な症状の患者さんに対して対応することが出来る、という能力を問われることになります。
さらに予防分野においても重要な役割を持っているとされます。

3つ目は、感染管理です。
InfectionControlと訳されます。
医療機関内でしばしば発生することがある院内感染の予防などに務める役職ということになります。
管理システムの構築など、病院全体との関わりも強いのが特徴です。

認定看護師になるには

では、実際に認定看護師となるためにはどのような道筋をたどることに成るのでしょうか?
まず注意しなければならないのが「看護師」でなければならないことです。
「准看護師」の場合はこの認定を受けることができません。

看護師免許を取得したら、5年以上の実務研修を受ける必要があります。
この内3年以上は認定を受けたい看護分野の実務研修でなければなりません。
さらに認定看護師教育機関で教育を受け、認定審査に合格することによって認定看護師として認定されます。

この資格は一度取得したらおしまいではなく、5年に一度更新が必要となります。
ここで落第してしまうと認定看護師としての資格を失うことに成るため、常に精進しなければならない、ということになります。
資格を取得したらお終い、ではなく、継続して知識を高めていかなくてはなりません。