大阪人の基質とは

大阪というと、関西圏外で生活をしている人から見てなんとなく「大雑把」「気さく」「話がおもしろい」「明るい」といったイメージがもたれがちです。

これは大阪弁を使用したお笑い芸人や漫才師などがテレビで多く活躍をしているということがかなり関係しているように思われます。
実際、大阪の人の多くは行動的であり明るくざっくばらんなところがあるため、内向的な県民気質のある人からみるとその積極性に引き気味になってしまうこともあります。

ただし全ての大阪人がそんなイメージどおりの性格をしているわけではなく、「関西弁しゃべるなら何か面白いこと言え!」と言われて困っている人もいるくらいなので、あまり先入観だけで相手を判断しないようにしたいところです。

大阪人の性格的な特徴

大阪出身の人の多くに共通しているのが、派手好きで新しいものが好き、目立つのが好きといったことでしょう。
これは豊臣秀吉がどこよりも派手なお城を建築したというようなことなどにもよく表れています。

また男性の場合はビジネスの場面でかなりお金に細かくシビアな提案をしがちである反面で、出すべきところでポンと思い切った出し方をするといった特徴があるようです。
納得をすれば金払いはよいという割り切りのしっかりした商売人基質があるということでしょう。

女性においてもお金についてはかなり細かく、買い物では根切りは当然というところがあります。
またブランドなど派手目の洋服や服飾類が好きで、はっきりそのブランドとわかるような洋服が好まれるという傾向もあるようです。

関西圏のプライドも

同じ関西圏であっても、地域によってそんな性格的な特徴には若干の違いが見られたりします。
しかし大阪弁を話す人のほとんど100%で共通しているのが、食べ物の好みです。
大阪を代表する粉物のお好み焼きやたこ焼きが好きであったり、自分でも作って食べるといったところが特徴になっています。

また案外関東圏に対して対抗心が強いところがあり、あまり東京と比較されるような話をされるのは好まないようです。