お好み焼き
大阪の二大グルメの一つといえるのがお好み焼きです。
大阪は刻んだキャベツを小麦粉の生地と混ぜて鉄板で焼く関西風お好み焼きの中心地です。
お好み焼きからはモダン焼きやうどん焼きなど、さまざまなバリエーションのグルメが生まれています。
また、大阪では普段の食事のおかずとしてお好み焼きを食べる人も多く、お好み焼きにご飯をつけたお好み焼きの定食メニューもあります。
観光で訪れたときは一度は食べておきたいのがぼてぢゅうです。
このお好み焼きはマヨネーズをかけて食べる大阪のお好み焼きの原型であるとされています。
大阪のお好み焼きは歴史が古いことでも知られています。
茶人として有名な千利休が約400年前に考案した、小麦粉を水でといてそれを薄く焼き、味噌を塗った麩(ふ)の焼きと呼ばれる食べものが始まりであったとされていますね。
その後明治時代になってからは、アメリカから輸入された小麦粉(メリケン粉)で作るようになり、一緒に輸入されたソースをつけて食べる料理に変わり、「洋食焼き」と呼ばれるようになりました。
昭和時代になると卵やすじ肉、海鮮などの具の種類が増えていき、自分の好きな具を中に入れられることからお好み焼きと呼ばれるようになりました。
現在大阪ではいろいろなお好み焼きのグルメを食べることができます。
お好み焼きとハンバーガーを組み合わせたグルメは食べやすい小さなサイズとなっており、女性にも大人気となっています。
大阪のたこ焼き
大阪といえば外すことができないもう一つのグルメはたこ焼きです。
大阪のたこ焼きはラヂオ焼と呼ばれていた食べ物が元となっています。
これは小麦粉を水で溶かしたものに肉やネギ、こんにゃくなどを入れて焼いたものであったとされているのです。
ちなみにこのラヂオ焼が現在でも食べられるお店も大阪にはいくつかあります。
ラヂオ焼にはやがてたこが入れられるようになり、たこ焼きとなっていきました。
大阪のたこ焼きには、網の目のようにマヨネーズをかけるものがあるほか、中にはかき氷を上に載せた変わり種のものなどがあります。
現在大阪には650以上ものたこ焼きのお店があります。
これらの店を全部回ろうとするのはなかなか大変なことですが、大阪にはいろいろなたこ焼きを一つのスペースで存分に味わえる施設もありますよ。
大阪にはたこ焼きを発展させたいか焼きの店も数多く存在します。
いか焼きは大阪では小麦粉の生地にいかを入れて焼いた食べ物をさしています。
このグルメも行列ができるほど人気がありますね。